What's Race Rafting ??

ラフティングの大会で何を競うのかピンと来ない人が多いようです。
ラフティングの大会は主にタイムレースです。
つまり、上流からスタートして下流のゴールに到着するまでのタイムを競います。

そして、陸上競技に短距離走、ハードル走、長距離走があるように
ラフティングにもスプリント、スラローム、ダウンリバーという3つの種目が存在します。


  

スプリントsprint
比較的短い距離を漕いでタイムを競う競技。
距離は大会によって変わりますが、大体は数分で終わってしまう程のものです。
あっという間に終わってしまう距離なので、いつもよりも早いピッチで漕ぐことになります。
川のどこを通るのか、コース(ライン)選びや漕ぎの合わせ方が大切になります。


スラロームslalom
ラフティングの競技と言えば、スラローム! 見ていて楽しい競技です。
川に設置された関門(ゲート)を通過しながらゴールを目指し、タイムを競います。
ゲートに接触したり、通過できなかったりするとペナルティでタイムが加算されてしまいます。
ゲートには2種類あります。
上流から下流へと通過するものと、下流から上流に向かって漕ぎ上がって通過するものです。

ボートとしてどういう動きをしていくのか、メンバー全員が共有していなければいけません。
下る前に念入りに話し合いを重ねます。
他の2種目と比べ、操船技術が特に要求される種目かもしれません。




ダウンリバーdown river
長い距離を漕いでタイムを競う競技。
この種目は大会によって大きく距離が変わります。
長い距離を下るため、スタミナも必要ですが、チームワーク・操船技術・気力など(笑
総合的な力が試される競技です。



 What's Strom??

そもそも、ストローム会は約35年前にラフティングのサークルとして発足しました。
そして、現在は一橋大学体育会に所属している"ラフティング部"です。
このような経緯から『一橋大学ラフティング部ストローム会』という長い名前が付いているんです。
ちなみに、stromとはドイツ語(シュトローム)で大河流れという意味らしいです。
現在は一橋大学と津田塾大学の学生合計16名が活動しています。

  

ラフティングはコミュニケーションが非常に大切なスポーツです。
みんなが同じ意識を持っていないと、船としてベストな動きができません。
そのため、陸の上から川を見て、何度も話し合いが行われます。
時にはぶつかることもあるけれど、皆が自分の意見をぶつけてチームは出来上がります。
朝早くからの川の下見、ぐだぐだ下る船の上、長い車移動の中、夜の静かなテントの中、星空の下・・
いつも一緒にいる仲間だから、常に会話が途絶えない仲間だから、ストロームのメンバーは
お互い家族のような、一緒にいて当たり前な大切な存在です。
たくさんの活動を通して、深い絆が出来上がっていくんですね。




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